この記事ではIQDTについて、以下の情報を知ることができます。
・IQDTは詐欺なのか
・IQDTの違法性
・IQDTの偽物について
IQDTは将来性があって期待できる仮想通貨なのか?
将来性があるのであれば、どのような理由や要因があるのか?というのは気になるところだと思います。
この記事では、IQDTの今後や将来性について詳しく知りたいと思う方に向けて書いていますので、最後まで見てもらえればIQDTが今後どのような要因で価格が上昇するのかを理解することができると思います!
IQDTの将来性とは?
仮想通貨であることからも将来性については、様々な憶測が飛び交っています。
ではIQDTの将来性について考察していきたいと思います。
結論を先に言いますと、IQDTの将来性は、ディナールの価格がいかにして上昇してくるかということになると思います。
その理由としては、IQDTはイラクディナールの価格に連動している仮想通貨だからです。
仮想通貨に詳しい人であればわかると思いますが、そのような仮想通貨のことをステーブルコインと呼びます。
ステーブルコインは、価格の裏付けとなる資産が担保されていることによって、価格が保たれる仕組みになっています。
有名なもので言えば、USDTという仮想通貨がありますが、USDTの裏付けとなる担保はアメリカドルです。
USDTの発行額と同等のアメリカドルが銀行などに担保されているので、アメリカドルとUSDTの価格が連動することができるのです。
IQDTもUSDTと同様に、IQDTの発行額と同等のイラクディナールが、銀行に担保されています。
これによって、イラクディナールとIQDTの価格が連動することになっているわけです。
ステーブルコインだと他の仮想通貨と何が違うのか?
このようなステーブルコインとビットコインのような一般的な仮想通貨との大きな違いは、価格の安定性にあります。
ビットコインのような仮想通貨であれば、急激な価格変動が起こることがあります。
ですが、ステーブルコインは法定通貨と連動しているものであれば、急激な価格変動は起こりにくいとされています。
現在の日本円とドルで見てみると、円安が進み1ドル145円前後で推移しています。
数年前であれば、110円ほどの価格だったこともありますが、価格が110円から急に145円になるようなことはなく、ジワジワと円安が進んでいきました。
ですので、法定通貨に連動しているステーブルコインは急激な価格変動を起こしにくいとされているんです。
これがステーブルコインと一般的な仮想通貨の大きな違いだと言えます。
ステーブルコインは価格が安定していることからも、他の仮想通貨で利益が出た場合などに、一旦USDTにスワップしておくという方も多くいます。
他の仮想通貨で利益が出ていたとしても、いつ価格が下落するかがわからないからです。
ですので、ステーブルコインは安定感という意味ではかなり信頼できる仮想通貨として認知されています。
ではそのことを念頭に置いたうえで、IQDTの将来性はどうなのか?ということを見てみます。
イラクディナールの価格上昇はあるか?
IQDTがステーブルコインとしての機能をまっとうしているのであれば、IQDTの将来性はイラクディナールの価格が上昇するか次第だということになります。
価格が連動する仕組みなので、1イラクディナールが10円になるとするならば、1IQDTも10円になるということです。
逆を言えば1イラクディナールが1円なのに、1IQDTが10円になることはないということになります。
ということなので、IQDTの価格上昇は、イラクディナールの価格が上昇しないことには起こり得ないということになります。
今現在のイラクディナールのレートは、1イラクディナールが約0.1円です。
イラク戦争がきっかけになって、大暴落を起こしたことからこのようなレートになってしまったわけですが、大暴落を起こして以降大きな価格の変化が起こっていません。
ちなみにイラク戦争前のレートは、1イラクディナールが300〜400円で推移していました。
もしも、イラクディナールが戦争前の価格に戻るのであれば、今の価格から比較すると約3,000〜4,000倍の価格になるということになります。
そのようなことが起こるのであれば、1IQDTもイラクディナールに連動して価格が上がることになるということです。
今後イラクディナールの価格が回復するとの話も広まっていますが、IQDTの価格高騰はイラクディナールの価格次第だということを覚えておくといいでしょう。
イラクの将来性は?
では、お伝えした内容を踏まえたうえで、イラクディナールの価格は回復していくのか?
という疑問が次に出てくるのではないかと思います。
お伝えしたように、イラクディナールの価格は大暴落を起こしてから約20年もの間、大きな価格変動を起こしていません。
そのことからも、まもなく価格が回復するとの声もあれば、このまま価格は回復することはないとの声もある状況です。
これに関しては、様々な意見はあるものの、答えはだれにもわからないと思います。
予測はできても、その通りになるのかは誰にもわかりません。
わかるとしたら、イラクの現状が良くならないことにはディナールの価格が高騰することは現実的に難しいのではないかということぐらいです。
事実ベースの話をしますと、イラクの現状は政治的にも経済的にも不安定な状態が続いていると言えます。
この状況を打破し、情勢が良くなるのであればイラクディナールの価格も回復する可能性はあるのではないかと思います。
イラクの復興については、日本やアメリカなども含めて世界中で多くの国が支援を行っています。
ですので、その支援が実を結べばイラクは復興していけるかもしれません。
イラクには大量の天然資源があり、世界遺産もあります。
それらを上手に経済の発展に繋げることも発展のためには不可欠になるでしょう。
長い目でみると、復興する可能性はあるでしょう。
ですが、今すぐに復興していくことは厳しい状況だと言えますので、ディナールの価格が回復するにはまだまだ多くの時間が必要であり、様々な課題を解決しなければならないのではないかと感じます。
まとめ
まとめますと、IQDTの将来性や今後を検討すると、イラクディナールの回復、そしてイラクの復興が必要になるとの結論に至りました。
長い目で見ると、イラクが復興し、ディナールの価格が上がる可能性はあるかもしれませんが、数ヶ月後、1年後ぐらいではディナールの価格は変化がないままかもしれません。
ですので、IQDTを保有しておきたいと考える方であれば、長い目で見る必要があるでしょう。
お伝えした内容からも、IQDTは短期間で利益が出るものではないと個人的には思います。
ただ、いつどこで何が起こるのかはわからないので、興味がある方は情報と価格を追い続けてみるのがいいかと思います。